グループレッスン




4月10日にグループレッスンを行いました。
未就学児~小学生を対象に、3つのグループに分けました。

指番号をどうにもこうにもやりたがらない女の子がいるのですが、自分より2つ年下の生徒さんが、しっかりやっていたのを目の当たりにして、きちんとこなすようになりました。

姉妹で通っているので、普段のレッスンではどうしても「お姫様」になってしまいます。
グループ効果ですね。

他にも自由人の男の子。
レッスンでも非常に自由で、面白いなーと思ってみているのです。
グループだとどうかな、と思いましたが、最初30分間は、相変わらず自由だったので、やりたがる物はやればいいし、気が向かない物は、別にしなくていいよーというスタンスでいました。
前半1回、外で待っているお母様の所に抜け出しました(笑)
後半30分は、周りを見て、きちんとこなしていたので、ちょっと新鮮。
このグループ、レベルがバラつきすぎで一番まとまりがなく、もっとまとまりのあるグループに入れれば、15分位で溶け込めただろうなぁ、と後で反省しました。

総評としては、前回のグループレッスンは、コンサート後のおまけイベントだったので、すべてのレベルをまとめて行い、人数も多く目が届かなかった部分も多々あったのですが、今回は、そこそこコンパクトに収めたので、内容も絞れてよかったと思います。

お友達は出来るのに、という劣等感などはいらないのですが、普段レッスンで私と保護者と本人の3人でやっていることが、他の生徒はどうやっているのか、どの位の速さで出来るのか、というのが見えると、本人の取り組み方が変わるケースが多いなと思いました。

現状ではグループレッスンを頻繁に組むことは難しいのですが、1期に1回、年間3回出来れば、普段のレッスンにもかなり効果的なのかな、と見ています。

今回の内容
<未就学児~小学1年生>
・色おはじきでの音名確認
・色おはじきでの聴音
・鍵盤音名並べ
・鍵盤音名確認
・音楽かるた取り
・リズム(ピンクカード4/4)
・拍の確認(カード使用)

<未就学児~小学3年生>
・大譜表でのせんの音並べ・演奏・書き取り
・音楽かるた取り(リズム含む ピンクカード4/4とブルーカード6/8)
・あがる・さがるの理解

<小学2年生~6年生>
・音符カード
・3音カード
・アナリーゼと演奏(バッハ:インヴェンション1番)
・拍の確認(カード使用)

最初のグループが、レベル的に似ていたのでまとまりも良く、進みも良く。
真ん中のグループは、レベルがばらついていたので、どうしようかと(笑)
大譜表の理解はきちんと出来たので、その後のレッスンでは進みが良くなった生徒もいます。
最後のグループは、アナリーゼにかなりの時間を割いたので、他があまりできなくて残念。

全グループに言える反省点は、時間が足らず、全調関係の事が全く出来なかったこと!
ケーキとか全調コマで練習していた生徒も数名いたので、本当に申し訳ない(TT)
でもその生徒さんたちの努力は、プレリーディングの楽譜(教室ではピンクのパーティと呼んでます)でしっかり効果が現れているので、何事も無駄にならないな、と。

ピンクのパーティは定着率が上がってきて、パーティの生徒8割方が導入済みです。保護者からの評判も良く「勝手に練習するので楽です」「一人で出来るので自信に繋がっているみたいです」などなど。
3歳で自信に繋がっちゃうのって、凄いですね。

指の動きが悪いなぁ、と思っていた生徒は、たいてい自宅での指番号での練習が明らかに足りなくて、保護者に、指番号で机の上で指を動かす重要性を説明しきれてないからだよなーと反省していましたが、そういう生徒には明らかに効果があります。

次回は、夏休みに入る直前を予定しています。









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