音符を読む、楽譜を読む




夏休みも終わり、ようやく指宿も朝晩は涼しさを感じるようになりました。
2学期早々、高校の合唱伴奏を無事終わらせた生徒さんもいらしたり、学校によってイベントが組まれる時期もまちまち。
皆さん、さまざまな学校から通われているので、お話を聞くたびに違いに「へ~!」と声が出ます(笑)

本日は、久々にレッスングッズ?というかアプリの話。
レッスンでは、iPadが2台(時々3台)とiPhoneが2台を持ち込んでいまして
小5の生徒さんに、どんだけ持ってるの?とからかわれたりします。

楽譜データを入れていiPad Proは、レッスン必需品となりました。
これを忘れてレッスンに行くことはないですね。

もう一台のiPadは、といえば、古~~~いもう10年以上使っているiPadです。
でも、壊れたら本当に困る!
万が一にでも壊れたらどうしよう…と不安に思っています。

というのも、このiPadには、バスティン音名フラッシュのアプリが入っていて
音声認識をして正誤してくれるのです。
今では、このアプリ、もう販売されていないのですよね…
リニュアールされたアプリは、音声認識機能が削除されていて、iPad proには入れてありますが
やはり、音声認識があった方がピアノを弾いて正誤が出るのでよいのです。

なぜ…この神アプリが無くなってしまったのか(号泣)
以前は、保護者もiPhoneにインストールされて、ご自宅で練習もできて良かったのですが…

2026年追記|開発したアプリ

ご自宅での音名・読譜の練習としてバスティンの音名フラッシュをおすすめしていましたが、音声認識が無くなってしまいました。
古いiPadが壊れそう、、、どうしようと悩み、それなら自宅でも正しく音符カードを練習できるよう練習アプリを作ってしまおう!と生徒さん数名にテスト生として協力していただき、制作しました。

音符カードを見て、弾いて、マイクが自動判定

App Store 名:ピアノ音符カード 弾いて自動判定!先生のピアノ練習法(iPhone・iPad)。表示された音符カードを、実際のピアノを弾くとマイクで音程・音名を採点します。教室の「音符カード+弾く」練習を、スマホ・タブレットで家に持ち帰れるドリルです。

  • 見るだけで終わらない … 五線譜の音を読んで弾き、正しい音かその場で確認
  • オクターブも区別 … 低いド(C3)と高いド(C4)など、高さを厳密に判定
  • 短時間の反復 … バスティンフラッシュのように、1分前後のドリルで続けやすい
  • 段階的な練習 …
    導入練習(ド~ソだけ、ド~高いドだけ)どこのド?基本練習(ト音・ヘ音・大譜表)/ポジション練習縦読み練習(線と間の音)加線練習調号練習 など
  • 復習・チャレンジ … お気に入り・復習(SRS)・スコアでモチベーションアップ

すでに譜面に触れているお子さまや、「音符を読む・楽譜を読む」記事からお越しの保護者の方は、ぜひ試してみてください。
マイクが音を自動判定して○を出すので、保護者の方が横について、「その音違うよ!」という必要がありません。
親子喧嘩が減ったという生徒さんもいます(笑)

App Store — ピアノ音符カード 弾いて自動判定!先生のピアノ練習法

楽譜と鍵盤をつなぐ読譜ゲーム(入口・ステップアップ)

音符カードより前の段階では、姉妹アプリ楽譜読みゲーム ドレミとけんばんもご利用ください。
ドレミは分かるけど、ソラシが怪しい、ドシラと下がれないなど、音名のとなり、ひとつとばし(スキップ)を可愛いお寿司が動く方向をヒントに感覚的に覚えていきます。

教室では、となりの音、ひとつとばしの音がしっかり身についてから、ピアノ音符カードへステップアップしていきます。

App Store — 楽譜読みゲーム ドレミとけんばん

さらに前の段階(鍵盤・ドレミ・音名の入口)

楽譜読みゲーム ドレミとけんばんはタップ中心の読譜ゲーム、ピアノ音符カード 弾いて自動判定!先生のピアノ練習法は譜面ドリル+マイク採点が中心です。似ていますが別アプリです。

レッスンでは何枚できたか記録をして、新記録達成するとスタンプ2個!などしています。
集中的にやる期間は限られているものの、音が飛んだときに譜読み力が怪しいな?と感じた時にサッと取り出す!
ツェルニー30番に進んでいる小学生でも、ときどきやってもらうともたつくことがあります。
すでに身についていたものなので少しやると「そうだった!」と思い出し、ツェルニーに戻ると飛ぶ音も迷いにくくなります。

でも、これだけで音符は読めるようになりません。
縦に読む、横に読む、やはり両方を組み合わせて読めるのが理想。
以前は研究会などで販売されていた5音カードなどを使っていましたが
iPadで全部済ませたくて、マナビティというアプリを使用した5音カードを自分で作成しています。
(※作成したアプリ「ピアノ音符カード 弾いて自動判定!先生のピアノ練習法」では、3音モードが利用できます。楽譜を読むのが速くなります!ぜひご利用ください♪)

これもやる気があれば自宅で取り組むと、音符を読むことに抵抗がなくなってくるみたいです。

アプリ系と並行したり卒業した生徒さんには、初見を取り入れています。
こちらは、音符を読む、から一歩進んで楽譜を読む練習。
常に新曲を読んでいれば、とくに取り組む必要はない気もしていたのですが(そのためにパーティは多めに宿題を出します)

やってみたら、楽譜を読むのが楽になって楽しそうです!と保護者の方からお知らせいただき、
レッスンでは、ほぼ全員に取り入れています。
レッスンでのルールは以下のとおり!

・1分で自分で読む
・指は鍵盤に置いてOK
・でも音は出さない
・カウントして弾く

4小節ですが、止まらず強弱記号、スラー、スタッカートなど1回ですべてできたらスタンプ2個
3回以内でできたらスタンプ1個

使用楽譜は「バスティン 毎日の初見1」です
英語版しかありませんが、何の問題もありません。
バスティンには、他にも初見の楽譜があり、両方持っていますが、こちらが断然お勧めです!

上に、線や間の離れた音符が並ぶ楽譜があり、こちらは縦読み
その下には、強弱記号やスラーが書かれた楽譜が3曲で、こちらは横読み練習です。
そして、楽譜を読む、に繋がります。
レベル1でも中間以降は2音のスラーが入ってきますが、声をかけないとなかなかできませんね。

縦読みと横読み、両方バランス良く取り組めるのが、とても良くレベル3以上は、調性もさまざまでかなり勉強になります。
お教室を変わってきてパーティDに取り組んでいなくて、調性に不安が残る生徒さんにもおすすめしようかなと思っているくらいです。

毎日1ページですが、週1回のレッスンでも丁寧に行うと違ってきますね。
オンラインの生徒さんは初見がやりにくいので、ご自宅で取り組んでください、とお願いしたのですが
確実に読む力が身についています。

もちろん、オンラインでなくてもご自宅で取り組まれている生徒さんもいらして、こちらもメキメキと譜読み力は上がっているので
やる気があればご自宅で取り組まれた方がよいでしょう。
最初、宿題の曲を減らすから、初見楽譜に取り組んで!と言ったのに、
レベル2が終わりそうになったので、レベル3の曲もやっていいですか?と聞いてくるくらい
読むのが楽になったからか、たくさんの曲を弾いてくれています。

進めば進むほど、楽譜を読む能力がいかに大切か痛感することとなる世界だと思います。
お子さんより、レッスンを見ている保護者の方が強く痛感している感じかも。
だからこそ、ピアノは深くて楽しいのだと知るところまで、なんとかたどり着いて欲しいですね。