今週のレッスンは室内楽のみなので、16日(火)と18日(木)の2日間です。
各自10分~20分程度のレッスン時間で、合わせ練習をしつつ、他の楽器との合わせ方や、時間に余裕がある場合には、バイオリンの楽器の説明などをしています。
「すべての生徒が室内楽を体験できる環境を作ること」というコンセプトで始めた、室内楽レッスン。
でも、3歳や4歳でバイオリンと合わせて弾くのってどうなのかな?意味あるのかな?
(合わせてというか、この年齢だとほとんど合わせてもらっている状態なのですが)
と、最初は迷いもありました。
ところが、昨年4歳で初めて合わせた女の子が、1年経って今年、最初に目で演奏者とコンタクトをして弾く事を覚えていて、更にきちっと演奏したことに、保護者と二人でビックリ!!
経験は無駄にならないことと、子供の持つ能力を改めて感じた次第です。。。
先日、バイオリンの説明ってどんなことしてます?とお友達の先生からメールを頂いたのですが、
弦の説明や、バイオリンの中に入っているもの、弓のことなどをお話しています。
例えば、バイオリンの弦はG弦、D弦、A弦、E弦の4本で、これは5度の関係だということ。
バスティンで最初から指導した生徒は、5度は大得意なので、これを説明するとすぐにピアノで4本の弦の音を弾けます。
特にパーティシリーズから入っている生徒は、音名は、英語でもイタリア語でも読めるので、弦の名前も英語で言えて良かったですね。
保護者がついてこれて無かったですが(^-^;;;
ピアノで演奏できる音域と、バイオリンが演奏できる音域を確認してから、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの楽器カードを見ながら、音域確認しました。
そうそう、音域って結構面白くて、例えば、バロックでバッハの曲を練習する時に、バッハが使っていた楽器って、だいたいこの位までしか音域がなくて、そうすると、ここはもの凄く高い音、神様に近い音なんだよ、って話をします。
キリスト教で高いところって、神様のいる所、天使のいる所、そういう知識ってやはり演奏に必要ですね。
大人は「なるほどー」と納得し、あまり演奏に反映されず(笑)
子供はよく分からない顔をしつつ、演奏にしっかり反映されます。
成長するにつれ、人間って何かを得る反面、何かを失っている気がする今日この頃…。
人という器に入る量ってやっぱり決まってるのかしら?なんてレッスン中に考えてます(笑)。
話を戻しまして。
そんなこんなで、今日は17時~21時前まで、ぎっしり。
間に少し休憩があったのですが、その時間は、ほぼ私の練習時間になり、バイオリンのM先生には申し訳ない限り。
ラプソディー、最初にあわせた時は、お互い「大丈夫かよー?!」という感じでしたが、最後にはある程度形になりました。
M先生と演奏を合わせるのは1年ぶりですが、良かったです。
今日は思った以上に疲れました。正直、ヘロヘロです~。
木曜日も頑張ります!
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