小学生の聴音のグループレッスン




この4月に小学4年生になったばかりの男の子2人のグループレッスンで、聴音をメインに進めています。
レッスンが前後の生徒さん達で、1年半くらい毎週20分を2人のグループレッスンに充てています。

最初の頃は譜読みやリズムを補完したかったので、定番の教本でレッスンしていました。



ゆっくりと着実に成果が出ますね。
それと同時に、マグネットで聴音を始めました。
ちょうど、発売されたばかりの教具があり、直接製作者から取り寄せたのです。
これがとても便利で、レッスンに欠かせないものとなりました。
最近はamazonで取り扱っているので、注文しやすいですね!


簡単なドレミとかドミソとか、色んなパターンで聴音します。
最初は、ト音記号を置く場所からチェック!
変な所に置いたりします(^^;;;
リズムも何種類かなら作れますね。
以前は、花おはじきで作ったり、ノートに書いてみたり、としていましたが、
ノートに書くと、間違えて消して・・・の繰り返して、初歩でのお勉強では時間がかかりすぎてレッスン効率が上がらず悩んでいました。
マグネットにすると、音が間違っていればすぐ直せますし、ドレミの場所も同時に覚えたりと捗ります。

こんな感じでマグネットで聴音できます。

小4グループの二人は、音の聴き取りもとても良く、半年前にドリルに移行しました!


穴うめになっているので、聴音に慣れるのにもってこいです。
拍がずれて『その音、一小節ずれてる~』なんてことが初歩では起こりがちですが、そこで自信喪失する生徒さんもいるので、これはよいアイディアですね。
マグネットで慣れているので、書くのもすんなりと進みました。
8分の6拍子のリズムも聴音できるようになりながら進み、今月には、いよいよ2巻に突入!


穴埋めも少しずつ減ってきていますが、順序立てて進むので無理がなくて良いです。
2人とも今年のコンペはB級の曲をお勉強していますが、どんどん曲も長くなっていき、聴音が出来ていないと暗譜が辛くなってきます。
きちんと聴音・ソルフェージュも進めていかなければ、とD級、E級の生徒さんのレッスンをしながら痛感しています。

毎週、グループレッスンを組んでいる生徒さんが数名いらっしゃるのですが、やはり組めたら組んだ方がいいですね。
理解力が違いますし、毎週、聴音や譜読み、リズムなど演奏以外に何かしら取り組んでいると、総合力が上がっているように感じています。

ちなみに「穴うめ&なぞり書き式」は、残念ながらCDがありません。
レッスンで使う用でしょう。
CD付きですと、穴うめ方式ではないのでが、幾分簡単めなものでこちらがお勧めです。
これだと、レッスンだけでは不安、、、や自宅練習でも使えます。


反抗期の中学生などの自宅練習にも良いと思います・・・。
ただ、簡単ではあるのですが最初の方で2声が出てきます。
聴けなかったら、ちょこっと飛ばして後からやってもいいと思います。
挫折しない方法で進めた方がいいですね。

今はアプリでもとても良いものがあります。
無料なので、あとはヤル気だけ!
継続してお勉強ができるならアプリがいいですね!
ちょっと簡単なものが少ないので、順を追ってお勉強したいというなら、先ほどのCD付きの方が良いですが、ある程度出来るから数こなし、であればこのアプリがお勧め!
問題も時々追加されるので、継続して使えます。

幼児、小学低学年の聴音の導入については、別記事で書いています。

 









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です