コンペ課題曲をお勉強されてる皆さんへ




コンペの方針を受け、今後の予定についてご連絡いたします。

今年のコンペは、課題曲チャレンジという形となりました。

今回、ピティナが録画に方針を切り替えたことは英断だと思います。
テレワークに移行できない企業が多いのと同じように、コンクールも、録画などの対応できないまま中止となるものも今後多くあると予想しています。

コロナの影響がいつまで続くか分かりません。
コンペをパスして秋のコンクールに切り替えをしても、秋や来年も舞台で演奏することができない可能性もあります。

舞台で演奏できたら一番良いのは、みんな分かっています。
レッスンも直接横に座って、グランドピアノ2台でできた方がもちろん良いのです。
しかし、都市圏では既にそういったレッスンさえもできず、オンラインに切り替えざるをえない状況になっています。
鹿児島では、「録画かぁ」とガッカリした意見を聞く中、東京のお子さんはコンペも「録画でも演奏できてうれしい」という意見が多いと聞きました。
休校期間も長く、できないことも増えていて辛い思いをしているお子さんも多いのだと思います。

コンペの舞台演奏がなくなり、目標とする場を失くすことは大きな機会損失ですが、限られた中でも歩みを進めるようにしたいと考えています。

コロナ収束時期にもよりますが、年内の舞台演奏は難しいと考え、以下のような案を提案します。

A2~F級 ソロ部門の練習をしている生徒さん

・コンペ課題曲チャレンジ 4曲で臨む

コンペ デュオ部門の練習をしている生徒さん

・ピティナ オンラインステップで演奏し、アドバイザーから直接講評をもらう
→現在、5月末の日程まで発表されていますが、6月も開催されるのであれば、コンペ時期に受ける

・教室内のオンライン弾きあい会で演奏する

課題曲チャレンジは録画のため、何度でも撮り直しがきき、仕上げが甘くなるかもしれません。
毎年行っている弾きあい会をオンラインで行いますので、ぜひご参加ください。
回数も増やしますから、1曲ずつでもOKです。
こんな時だからこそ賑やかに、ライブ感をもって行いましょう!

日程は、皆さんの意見を聞きながらLINEでお知らせしますが、4月末には一度行いたいと考えています。
ZOOMが使えるか分からないという方は、私と事前に繋いで試すことができますのでお問い合わせください。

・どうしても、舞台で演奏したい!
舞台で演奏したい場合には、8月の県内で開催されるコンクールにエントリーしておくと良いと思います。
状況次第では、無観客などで開催されるかもしれません。

例年、8月に開催されるのは以下のものです。

南日本ジュニアピアノコンクール(小学生~高校生)
※すでに日程・課題曲が発表済み

鹿児島国際音楽コンクール(小学生~高校生)
※毎年、自由曲で参加可能

鹿児島県高等学校音楽コンクール(高校生のみ)
※毎年、自由曲で参加可能

日本クラシック音楽コンクール(幼児~高校生)
※すでに日程は発表 自由曲
※全国規模のため、中止になる可能性が高い

ピアノだけでなく、もちろん学業の面でも差が出やすい時期で、ご家庭でも苦慮されていることと思います。
お子さんの体と心のケアを一番に、ピアノの面は少しでもサポートできるようにしていきます。