県高等学校音楽コンクール 金賞




今年もやってまいりました。
鹿児島県高等学校音楽コンクール。

このコンクールのため、というわけではなかったのですが、昨年のたしかクラコンでの演奏を聴いてピン!と来ていたベートーベンピアノソナタ28番。
全楽章は技術的にもですが、時間的に難しいので、第1、第2楽章を選曲していました。
曲の雰囲気的に弾こうとすれば全楽章仕上げられる曲だったので、持っておいて損はないだろうと昨年12月のバッハコンの後に渡していたのですが、

もう1曲、スクリャービンを渡していたせいなのか、なかなか仕上がらず、いつになったら弾けるのかしら~と…。
その間、昨年のピティナ特級ファイナリストの2名(高校生)が同じ曲を全楽章…。
まぁ、うまい(笑)

YoutuberのTAKU-音くんも。ウィーン国立音大の卒業試験で演奏されたようで。
こちらも上品で良い演奏でしたね。巨匠の演奏は、保護者の方はご存知でしょうから、ここではTAKU-音くんの楽譜付きの動画を。

28番は、名曲中の名曲だと思うのですが、あまりクローズアップされないなぁ、不思議と思っていたのです。しかしここ数ヶ月、急に流行り出した気が(笑)
うっかり流行りに乗っかってました。いえ、でも選曲は昨年の夏くらいなので、私の方が早い?かも?そんなことないか。

さて、私はというと、巨匠の演奏をずーーーーっと聴き続けていました。
いやぁ、ベートーヴェンの後期ソナタって別格ですよね。
聴けば聴くほど新しい発見があるというか。

理想が高すぎたのか?最後のレッスンまで理想の音楽にもっと近づけるんじゃないの?と言い続け…。
練習時間があと60時間足りない~~あと2週間あればなんとか…という状態で最後のレッスンを終えました。
その後、死ぬほど練習したのか?!
よく分かりませんが、金賞いただきました。

今回は感染症対策で、保護者もホール入りできなかったので、真相は闇の中…(笑)
まぁ、ともかくも賞をいただけておめでとう!と言ったところでしょうか。