「せん」の音の音名を大譜表に並べる




バスティンの聴音楽典パーティCの最初の方に、大譜表の上に、アルファベットで「せん」の音名を書くページがあります。

年中さんの男の子の生徒さんは、アルファベット音名は上手に書けるのですが、お母様から『大譜表の「せん」の上に文字を書く、というのが大変難しかったみたいで・・・一緒に書きました』と伺いました。

音名は分かっているのかな?と思い、大譜表ボードを持ち出し、アルファベット音名のマグネットを乗せてみてね、と生徒さんに渡したところ

綺麗すぎるくらいに並べてくれました(笑)
音名もきちんと分かっていて、私が教本を開いている間に、あっという間に・・・。
こういうものがあると、分かっているのか確認が出来て良いですね。

同じページに、ヘ音記号の2せんの音は?などの質問の答えを書いてくる部分があります。
小学生に入っていると、目もしっかりとしていますし、理解力もあるのでスラスラと進むのですが、幼児の生徒さんの時は、少し慎重にしています。

小さい子供の目に、たくさんの線が並んでいると、線がつかみにくいようなのです。
ここで目の動きがしっかりしているか、私も判断できます。
しっかり見えていれば、進めますし、ちょっと揺れてる感じだと、色音符で音符を塗ってみたり、と対応をしています。

出来ないことは悪いわけではなくて、アプローチを変えていくと少し時間はかかりますが、同じゴールにたどり着きますね。
時間がかかることがあるので、保護者の方はハラハラされるかもしれないのですが、色々やることで他の部分にも良いことがあったりします(色塗りがものすごく丁寧になったり、たくさん塗るから器用になるのでしょうか?)

パーティCからは、いわゆる『おたまじゃくしの玉』がどこにあるか、というお勉強になってくるので、ここは重要なポイントと思ってレッスンしています。

左下にカードがありますが、これで「ヘ音記号の2せんの音は?」の数こなしをします。
アメリカの先生が作ってホームページで提供して下さっているカードなのですが、最近のお子さんは英会話も習っていたりして、英語に馴染みがありますね。

英語に馴染みがなくても「アメリカの人もヘ音記号はこのマークなのよ、覚えておくと便利ね」と話したりします(笑)
何か、思うところがあるのか、記号を覚えるのが少し速くなったりしますね。

小学生などで、音符フラッシュカードでちょっともたついてしまう生徒さんも、まずこれを作ってもらって、音名が順番であれば分かっていることを確認してから、作ったボードを見ながら音符フラッシュカードで練習したりもしています。

音符カードはバスティンのものを愛用しています。


結構、万能に使えるので便利ですね。

ちなみに、ここに入る前に「大譜表シート」を使ってレッスンすることがほとんどです。

ちなみに、アルファベットのマグネットは数年前ダイソーに売っていたものです。
英語と、ドイツ語を考えても、A~Hまでしか使わないので、他はスタンププレゼントであげてしまった記憶が(笑)
持っていた大譜表のマグネット板(こちらは市販品です)に乗せてみたら、サイズがピッタリで愛用しています。

このアルファベットのマグネットを使ったレッスングッズ、まだあります♪

 









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