生徒さんで教室に集まるのが憚れる昨今。
コンクール前などの弾きあい会を一昨年からオンラインに切り替えて乗り切ってきましたが、セオリーのグループレッスンはできないまま…
今年の3月は生徒さんの入れ替わりもあって若返る(!)タイミングで、セオリーレッスンをオンラインでグループでできるよう準備していました。
「今年は小さい子達とたくさんセオリーレッスンをして、基礎力爆上げ!」計画です←2月から宣言!
(しかし、人生とは予想通りにいかないもの…今年もなかなか苦しい闘いになっておりますが)
さて、この3ヶ月で
・横読み(パーティBレベル)
・音程(パーティCレベル)
・長音階(レベル2レベル)
の3つのセオリーレッスンをグループで行いました。
→詳細記事はこちら
参加は希望制なので、復習の生徒さんもいれば新しく学ぶ生徒さんもいましたが、新しく学んだ生徒さんに次回のレッスンで確認したところ、ものすごい理解力!
正直、レッスン室でマグネットを使ってやるよりいい(笑) 教室のマグネットが泣いておる…
レッスンは録画しているので、そのセクションに入る生徒さんには録画ビデオで学んでもらって、理解しきれていない場所だけレッスンでしようかと思っているくらいです。
家で見てくれる生徒さんはレッスン時短になるので、その分、演奏の方を細かくみられるし。自宅で見られない生徒さんは一緒にレッスン室でみようかな。
パワーポイントで教材はかなり作り込んだので、定着率が上がるのは嬉しい反面、マグネット…(涙)と思ってます←本音
画面で音符が動くので、分かりやすいのかもしれません。
さて、大学受験の聴音対策もオンラインで数回行ったので、これはZOOMのオンラインで、グループでできるかも?と4月からは聴音のグループレッスンをオンラインでスタートしました。
オンラインで行うため、今回はこの教材で進めています。リズムから入るので、本当にはじめて聴音をする生徒さんも入りやすいですよね。
ということで、いよいよ…これを投入する時がきた!ということで、
ペンタブレット!
ちょっとコツがいりますね。高いペンタブレットなら書きやすいのかな?でも絵を描くわけでもないしと、そこそこのものを購入しました。
ただ、美しく書く必要はないものの、画面を生徒さんが見て分かるレベルには書かないといけない。
実習形式なので、生徒さんは自分の書き込み用紙に鉛筆で記入をするのですが、解答は私がリアルタイムで聴きながら書き込んで、こんな風に聴いて書き込んでいくんだよ~というのを自宅にいながら画面で理解することが目的なのです。
音を聴きながらペンタブレットで書き込んだのが、こちら
見苦しい音符でスミマセン。
上は肉付けしたものですね。
ペンタブレットの範囲設定もしてみたのですが、パワーポイントの描画を太くすると四分音符は塗りやすいけど、五線からはみ出てしまうこともあって、なかなか難しい。
慣れればもう少し上手に書けるものだろうか…
セオリーレッスンは、短音階と音程長短増減に進みたいのですが作るのに時間が必要…
聴音はセオリーレッスンのように教材を作らなくていいので、どんどん進んでいます。
しかもコンペ前で弾きあい会も多く、息抜きも兼ねて弾きあい会の後にちょっとだけ聴音のレッスンを入れることもしているので、どんどん進む…(笑)
聴音は慣れもあるので、回数こなしたらできますね。コロナ前に前後のグループレッスンで聴音をしていた生徒さんは楽譜を読むのも速いし、耳も良くてピアノのレッスン自体がすご~くスムーズなのです。オンラインでみんなの聴音レベルが上がって、生徒さんも保護者の皆さんも、もちろん私もハッピーになることを願っています♪